お子様の腕の痛みで接骨院への通院をお考えの方へ

文責:院長 柔道整復師 高見 誠治

最終更新日:2025年06月10日

1 お子様に生じやすい腕の痛み

 腕は日常生活の様々な場面で使用している部分であり、負荷がかかってしまうことも多々あります。

 また、子どもの身体は大人に比べて未発達の状態です。

 その結果、ケガや痛みが生じてしまうことがあります。

 お子様は、ケガや痛みがあっても、まだ周囲の人にうまく伝えられないことがあるため、注意が必要です。

 一人で我慢してしまい対応が遅れてしまうということもありえますので、周りの方がしっかりと見ていることが重要です。

 こちらのページでご説明しているような痛みは、生じていても外見上あまり目立った変化がないことが多い痛みです。

 お子様がいらっしゃる方はこちらのページを参考にしていただいて、「もしかして」と思うことがありましたらお気軽に当院までご相談ください。

 まずは当院でケガの有無を検査させていただきます。

 当院にはお子様のケガで来院される方も多くいらっしゃいますので、安心してご相談ください。

2 小さなお子様に多い肘内障

 小学校に上がる前の小さなお子様によくある腕の痛みとして、いわゆる「腕が抜ける」というものがあります。

 これは「肘内障」と言う独特の脱臼で、小さなお子様の腕を引っ張ってしまった際に生じることが多いです。

 小さなお子様は、まだ身体が発達の途中であり、肘の部分がしっかりと固定された状態になっていません。

 そのため、ちょっとしたきっかけで肘内障が起こってしまうことがあります。

 「突然走り出したので引き留めるために腕をつかんだ」「手をつないで歩いていたら転んでしまいとっさに引っ張った」など、意図せず腕を引っ張るような動きをしてしまうこともよくあるのではないかと思います。

 もしもそのようなことがあり、お子様が突然痛がりはじめたり、腕をかばうようにしてあまり動かさなくなったりした場合は、肘内障を疑った方がよいかもしれません

 肘内障は基本的にはご自宅での対応も可能ですが、やはりご不安があるかと思いますし、お子様が痛がってなかなかうまくいかないということもありますので、安全に行うためにも接骨院にご相談いただくことをおすすめいたします。

 肘内障の予防法としましては、やはり「子どもの腕は抜けやすい」ということを意識し、腕を引っ張らないようにすることが重要です。

 やむを得ず引っ張るような場合は、緊急事態の場合を除いてできる限り一声かけるようにしてください。

 また、ケガをした後はしばらく再発しやすくなりますので、様子を見ておくことが大切です。

3 スポーツ障害による腕の痛み

 お子様がスポーツをされている場合、練習中に痛みが生じることがあります。

 ボールがぶつかる、転倒するといったことでのケガはもちろん、反復練習で生じた負荷によっても痛みが生じることがあるため、注意が必要です。

 例えば投球によって、いわゆる「野球肘」などが生じることがあります。

 こうしたスポーツ障害は大人の場合でも起こりうるものですが、まだ身体ができあがっていないお子様には特に生じやすいものといえます。

 スポーツをやっている場合、「練習に遅れたくない」「試合に出たい」という焦りから痛みを我慢してしまいがちでもあります。

 痛みを我慢して負荷をかけ続けると、痛みが悪化したり長引いたりするおそれがありますので、周りの方が様子を見て通院をすすめるとともに、通院中は精神的な面でもサポートをしてあげることが重要です。

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